梅雨入り。田畑や大地に日々雨が降りそそぐ季節。
青梅が実りはじめ、梅ジュースや梅酒、梅干しなど、梅しごとの時期でもありますが、今年は梅に加えて、様々な保存食を作るのがわが家でのちょっとしたブームです。

シンボルツリーのグミの木が実るのも今の時期。ぴょんぴょん背伸びして収穫。見た目はいかにも甘くておいしそうなのですが、そのまま食べると結構渋みが強いです。

地面にもいっぱい。

ホワイトリカーと氷砂糖で果実酒として仕込んでみました。毎年グミの実りを見てきましたが、保存食に生かすのは今年が初めて!どんな味になるのかたのしみです。

庭や畑、ガーデンなどの身近な植物、たくさんありつつも、あまり目を向けたり、活かしきれていなかったな・・・と思い、今年は今まで以上に「土地の恵み」に注目して、いろいろ仕込んでいます。
左から、グミのお酒、野イチゴのはちみつビネガー、山椒の実(頂き物)焼酎漬け、赤ラッキョウの漬物、山椒のみりん漬け、ローズマリー、琵琶の葉、レモンバーベナのチンキ、オレガノジェノベソース。

ハーブもわさわさ生えてきているので、料理のあしらいだけでなく、まとめてホワイトリカーやウォッカに漬け込んでエキスを抽出し、お菓子の風味付けや、手作り化粧水に入れたりしています。ローズマリーやミントを水から煮出してハーブ液を作り、重曹を少し加えてスプレーボトルに詰めればお掃除にも。シュッとするたび、香りを通して自分を育む大地と繋がる感じがして、これは、想像以上にたのしいです!
またヨモギやドクダミ、琵琶の葉など、日本のハーブを焼酎やリカーに漬け込んで作ったものは、薬効にすぐれ、美容だけでなく、ちょっとしたやけどや傷の手当にも使えたりして、とても便利。
最近はハーブや植物に加え、「麹」の手仕事も面白くて、塩麹や甘酒、味噌、そして納豆も意外と簡単に手作りできると知り(日常的に、納豆作っている方っているのかしら・・・)色々日々楽しんでいこうと思います。