11月になりました。少しずつ、秋から冬に。冷え込む夕方は手袋やマフラーが必要になってきましたね。

とても新鮮な白菜をたくさんいただいたので、わが家では週末白菜漬けを仕込みました。とても気持ちの良い秋晴れのもと、ざるに広げて天日干し。大きな樽につめて、塩と鷹の爪をまぶして重しをします。普段はほんの少しの量を小ぶりの容器で作っていたので、こんな風に本格的にたっぷり作るのは初めて。うまくいくといいなぁ。


先週のランチコースも季節の食材たちがとてもカラフルでした。

キタアカリと有機ビーツのスープ。じゃが芋はほぼすべて自家製を使っているのですが、今年は特に、味、食感共にとても美味しく出来ました。真っ赤なビーツが個性的な模様を描きます。

平飼い卵のキッシュパイ。オードブルの一品です。手作りならではのやさしい味わい。

かぼちゃとカッテージチーズのヨーグルトサラダ/赤大根のサラダ&紫キャベツ、カリフラワーのマリネ

メインのもち豚ロースのソテー、白ごまクリームソース。お肉と同じくらい、たっぷりの野菜が主役です。一つひとつ、厚手の鉄のフライパンでグリルした季節野菜は、自然の甘みが凝縮し、それぞれの味をお楽しみいただけます。

お魚はサーモンのソテー。畑で京芋が採れ始めたので、今年初の京芋の揚げニョッキを付け合わせに。(このニョッキは気に入ってくださる方が多く、私も大好物なので、嬉しいです)

デザートのルリジューズ。ナスタチウムの葉っぱを添えると、なんだかトトロみたい。修道女、という意味のお菓子ですが、わが家では通称「だるま」と呼ばれています。

これはなんとも手のかかるお菓子でした・・・日々より美味しくて、気持ちが豊かになれるお菓子を、と試行錯誤しているのですが、本当にこれは買ってくださる方があってこそ出来ることだなぁ、と一人ひとりの方に、感謝の気持ちで一杯です。

とろん、としたコーヒークリームが美味しいシューケーキ、「ルリジューズ」は11月2日まで、Take out でも販売しています。

11月、霜月は紅葉も本格化していく季節ですね。美しく色づいていく景色と共に、季節の料理をゆっくりとお楽しみいただけますよう。