2020 年の瀬ランチコースメニュー
~Entrée froid 冷たい前菜~
片品にんじんとカリフラワーのピュレ
サーモンとアボカドのマリネ
アンディーブ・ボート ホタテのサルサ
~Soup スープ~
海老とトマトのビスク風スープ
~Entrée chaude 温かい前菜~
京芋のニョッキと下仁田ネギのベシャメルソースのオーブン焼き
サーモンとズッキーニのロールグリル
季節のスチーム野菜
~Plat メイン~
A. 上州豚ロース肉のポットロースト 赤ワインソース 紫大根のコンフィ
B. 宮城県産めかじきの香草パン粉焼き ポム・ドーフィノワを添えて
~Dessert デザート~
ガトー・モカ
ラ・フランスとフランボワーズのムース、柚子のメレンゲのグラスデザート
~Drink お飲み物~
コーヒー/紅茶/有機ほうじ茶
ご来店いただいたみなさま、ありがとうございました!
12/22~12/25も引き続き年の瀬ランチコースメニューで営業いたします。(メニューは多少の変更がございます)
一年の締めくくり、どうぞゆったりとお楽しみいただけますように。
~お菓子こぼれ話~
今年の年の瀬ランチコースのデザートでお出ししているガトー・モカは、口溶けなめらかな発酵バターを使ったコーヒークリームとアーモンドのスペシャルケーキ。
今年の春、バタークリーム大好き!な母の誕生日のお祝いに始めて作ったのですが、ものすごく感激し、気に入ってくれて「次の誕生日もこれで!」とリクエストをもらったケーキです。

バタークリームは、卵をもくもくに泡立て、熱々に熱したシロップを少しずつ加えて合わせた「パータ・ボンブ」と呼ばれるものに、ポマード状にしたバターを合わせたクリーム。温度管理にコツが必要なのですが、昨年参加した代官山の製菓夏期講習で習得したことで、お菓子のバリエーションが広がりました。発酵バターを使い、香りよく、すっとした口溶けに。

新鮮な卵で作ったジェノワーズ(スポンジ)とコーヒーシロップ、モカバタークリームを重ねます。
表面のクリームをサントノーレ口型で絞ると大人っぽい印象に。
濃厚そうに見えますが、甘さ控えめで、意外にも軽い印象です。

側面にカラメリゼしたアーモンドをまぶして仕上げ。このカリカリ感が食感のアクセント!
表からは見えませんが、ケーキの一番底のクランブルとチョコレートを合わせた「クリスティアン」と呼ばれるクリスピーな土台も、なめらかなクリームの中に楽しい食感。

ハイリッチなガトーモカ、料理と同じく来週も最後まで丁寧に作っていきたいと思います。